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東西南北くすつば!企画用ブログ
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2019/12/14 (Sat)
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2010/04/10 (Sat)
まとめ
導入

正也の過去話シリーズ。鬱展開です。
あと、いまさら過ぎるが平八がござる口調じゃありません。

平八視点です。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

校舎裏に行くと、女鹿先輩がいた。

・・・あの人、苦手なんだよな。気付かれないようにしよう。

・・・さっきからじっと何見てるんだろ・・・

写真?

・・・何、あの笑い方。
まさか、出雲さんじゃないだろうな・・・

「・・・ん?おや、姫宮くん」

気付かれた。最悪だ・・・

「さっきからニヤニヤして、何を見ているんです?」

「・・・ああ、気になります?」

・・・当たり前だ。
こいつは出雲さんに付き纏っている。
もし出雲さんを狙っているのだとしたら、放っておけない。

・・・だが、その写真に写っていたものは、出雲さんではなかった。

「ひっ・・・・・・!」

そこに写っていたのは、痩せ細った青年の、飛び降り死体。

――何でこんなものを・・・。
悪趣味だ・・・!!

―――記憶の底から正体不明の恐怖が蘇る。

目の前が暗くなる。

怖い・・・苦しい・・・!!

その場にうずくまる。

「おや、キミにも絵になる所がありましたねぇ・・・。」

カシャ

恍惚の色を含んだ、女鹿先輩の声。

・・・ぞくっとした。

この人は、やばい。

そしていつの間にか、意識が途切れていた。

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

・・・次の日。

女鹿先輩が、出雲さんと話をしている所を目撃してしまった。

・・・今までも気にはなっていたが、昨日、女鹿先輩が普通ではない事を知ってしまったから、余計に危機感を覚えた。

僕は二人に近付いた。

「・・・出雲さんに近づかないでください。」

「あら・・・平八?大丈夫よ。女鹿くんはただの・・・」

「女鹿先輩、こっちに。」

出雲さんには言っても「そんな事ないわ」で済まされそうだから、僕は女鹿先輩の方を呼んだ。

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

「どうしました?姫宮くん。」

「僕、いつも言ってますよね。出雲さんには近寄らないでくださいって。」

「浮気でもないのに、いちいち目くじら立てないでくださいよ。」

「出雲さんに何をするつもりですか。」

「被写体として興味があるだけですよ。」

「・・・出雲さんのどんな写真を撮るつもりですか!!血まみれになった所でも撮るつもりですか!?」

「血まみれになった時、絵になれば・・・ね。」

・・・やっぱりこいつはおかしい。
昨日、僕が苦しんでるさまを見て、悦んだ男だ。
野放しにしておけば、出雲さんが大変な目に遭うかもしれない。

「そういえば姫宮くん。昨日撮った写真ですが、残念な事に心霊写真になってしまったのですよ。」

そう言って女鹿先輩は、僕に写真を見せた。

僕に覆いかぶさるように、犬のようなシルエットが写り込んでいた。


桜もち・・・?

もしかして、僕を守ろうとして・・・

僕は女鹿先輩から、写真をひったくった。


・・・桜もち、ありがとう。
もうひとつ、お願いがあるんだ。

・・・出雲さんを、この男から守って欲しい。

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

・3・・3・直後の話。

正也は元々おかしい子だけど、この正也はちょっと狂い過ぎた。

うにやがこれのラフ見て、「正平・・・」と呟いた事は聞かなかった事にした。

正也が出雲さんに付き纏っているっていうのは平八の完全なる誤解。単に被写体として興味があるから、よく話をするだけ。怜くんに対しても同じような感じです。

正也はダークな物が好き・・・とは言い切れません。
ちゃんと理由があります。ただの病んだ子じゃないよ!!

あと多分ドSじゃないです。
執着はするけど、傷付ける趣味はありません。

平八の苦しんでる所は好きだけど、自ら手を下して苦しめたんじゃ面白くない、みたいな。

かざみ編
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