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東西南北くすつば!企画用ブログ
2024/04/26 (Fri)
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2010/04/04 (Sun)
まとめ
1話
3話
3話後日談
隆勲+一ノ瀬。
暗いです・・・
1話
3話
3話後日談
隆勲+一ノ瀬。
暗いです・・・
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
決めた。
山奥先輩に告白する。
一ノ瀬に過去の傷をえぐられたら、立ち止まってしまうだろうから。そうなる前に。
・・・きっと玉砕だけど。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
「勲子ちゃん、話って何かしら?」
いつもの調子の先輩。でもうちは違う。
勇気を振り絞り、声を出す。
「先輩・・・」
だけど、好きですの一言が言えなくて。
「もし、うちが先輩の事、好きって言ったら、どうしますか・・・」
・・・ああ。便利な言葉だな。
「勲子ちゃん・・・。そういう事を言うのは反則よ。」
「うちは答えを聞いてるんです!」
・・・ああ、最低。なんでうち、こんな言い方しかできないんだろう。
「答えは言えないわ。でもね・・・、いつだってアタシは勲子ちゃんの味方よ?」
・・・なにそれ・・・。
うちの事、本気にしてないって事じゃないか!!
あくまでいつもの調子を貫く先輩に、怒りすら覚えた。
「・・・だったら、うちと付き合ってください!!・・・同情でもいいですから・・・」
ああ、こんな風に言うつもりじゃ無かったのに・・・
パンッ!
頬に、痛みが走った。
先輩に、頬を叩かれたのだ。
まさか・・・、まさかすぎる。
うちは初めて、先輩を怒らせたのだ。
先輩は、とても辛そうな顔をしていた。
「・・・どうしてそんな、悲しい事を言うのよ・・・。
本当は女の子に手を上げるなんて嫌だけど、今の発言は許せないわ・・・!!」
先輩は震えていた。
・・・これほど怒っているのだ・・・。
思わずその場から崩れ落ちる。
・・・この恋は、終わった・・・
「ご・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・!」
うずくまって泣きながら、ひたすらにそうつぶやいた。
「・・・営業の邪魔よ。あがりなさい。」
先輩はうちの腕を引き、店の奥へと連れていった。
・・・その冷たい声に、ぞくっとした。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
連れて来られたのは、一面ピンクの先輩の部屋。
「・・・あなたは、アタシにどうして欲しかったの?」
・・・今、それを言える訳無いじゃないですか。
言っても信じないでしょう?怒るでしょう?
黒い感情が沸き上がる。
息を整えて、精一杯の毒を吐く。
「先輩こそ、どうして部屋なんかに連れてきたんですか・・・?同情で、抱いてでもくれるんですか!!!」
・・・もう、どうにでもなってしまえ!
・・・言い切った後、先輩の顔を見るのが怖くて、下を向く。
「・・・信じられないわ・・・!勲子ちゃんがそんな事言うなんて・・・!」
だけど、その声色で怒りが伝わってくる。
なんでこんな事、言ったんだろう・・・
「う・・・うああ・・・!!」
悲しくなって、涙が溢れて、上手く声が出せない。
「泣く位なら、どうしてそんな事を言うの・・・!そんなにアタシを怒らせたいの・・・!!!」
違う!嫌われたくないの!!
なのに、声が出ない。
「・・・勲子ちゃん、落ち着くまでそこにいなさい。今のアタシじゃ、冷静に対応できないから。」
そう言って、先輩は部屋を出た。
うち一人を残して。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
・・・少し落ち着いた所で、先輩に見つからないように家を抜け出そうとする。
「勲子ちゃん!」
見つかった・・・。
でも振り返らない。
今回ばかりは追いかけてくる事もないだろう。
店を抜ける。
大通りを走る。
その時。
「イサ!!」
あいつの・・・一ノ瀬の声だ。
どうしてこんな時に・・・
・・・逃げよう。
・・・だけど遅かった。気が付けば、回り込まれて、がっちりと腕を掴まれた。
どうしてそこまで・・・
「・・・話があるんだよ。ここじゃなんだから・・・」
一ノ瀬はうちを路地裏に連れ込んだ。
うちには、それに抗う力が無かった。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
路地裏で、うちは両手を塞がれ、壁まで追い込まれた。
逃げられない・・・
「何目ぇ腫らしてんだよ。そういえばさっき手芸屋のおにーちゃんと痴話喧嘩してたな。」
「・・・もしかして待ち伏せてたの?」
「あれって彼氏?それともさっき別れた?」
「関係ないでしょ。・・・で、話って何?」
「イサ、ヨリ戻さねえ?」
・・・!
ふざけんな・・・!無かった事にしたくせに・・・!
「昨日の彼女どうしたんだよ。」
「別れたよ。我が儘でしょーもない女だったから。」
「へぇ、無かった事にはしないんだ。でもコロコロ乗り換えるね。」
うちは一ノ瀬を精一杯軽蔑の目で見た。
でも、一ノ瀬は気付いた素振りを見せない。
「・・・あんたモテるんでしょ?相手ならいくらでもいるじゃん。」
「ハズレばっかだけどな。結局お前が一番よかったよ。俺も背伸びたし、今なら並んでも悪くないだろ?」
「・・・軽いね。だから簡単に無かった事にしようなんて言えるんだ。」
だんだん、黒い気持ちが溢れてくる。
散々人の心を弄んだくせに、何を今更!!!
「馬鹿にしないでよ!うちは本気でアンタの事好きだった!それを簡単に踏みにじったのはアンタだよ!?
絶対に・・・一生許すもんか!!!」
絶対的な拒否のつもりだった。それが・・・
「本気で俺の事好きだった?ならヨリ戻せよ」
一ノ瀬は、都合のいい言葉だけ拾った。
「今は嫌いだって言ってんの!!!あんたに裏切られたうちの気持ち、わかる!?」
「うるせえ!一度でも俺に惚れたならさぁ・・・。おとなしく言う事聞いてればいいんだよ!!」
ドゴッ・・・
「ふぐっ・・・」
腹部に鈍い衝撃が走った。
こいつ・・・本気で蹴りやがった・・・!!
気付いた。
・・・ヨリ戻しはこいつの本意じゃない・・・!ただ、憂さ晴らしにうちを利用しようとしただけなんだ・・・!
「どいつもこいつも!!!」
ドゴッ・・・
崩れ落ちたうちに追い撃ちをかける。
「都合のいい事ばかり言いやがって!!!!」
ドゴッ・・・
・・・まずい。このままじゃ・・・!
一ノ瀬の目は本気だった。
うちの事だけじゃない。色んな事に苛立って、それを全部うちにぶつける気なんだ。
・・・そうか・・・。
山奥先輩が怒ったのはこういう事なんだ。
あの時のうちの発言は、憂さ晴らしの擬似恋愛を求めている事に等しかったんだ・・・
「ハハッ!痛い?痛いよなぁ?
言えよ!何でも言う事聞きますってさぁ!!!そしたら許してやるよ!!!」
一ノ瀬はうちを足蹴にしながら言った。
・・・怖い・・・・・・
このまま足蹴にされるのも、言う事を聞くのも、うちにとっては最悪の事態だ。
意識が朦朧としてきた。
「ふん、もう口も聞けねーか。」
一ノ瀬は足蹴にするのをやめ、唾を吐きかけてきた。
トロリと、冷たい感触が頬を伝う。
「死なれたら困るし、この辺にしといてやるよ。・・・そうだ、ここの路地変質者がいっぱい出るから早く出な。・・・動けるかわからねぇけど。」
一ノ瀬はそう言って、立ち去った。
ある程度理性が残っていて助かった・・・
変質者か・・・早く出ないと。
ズリズリと地を這いながら、うちは路地裏を出た。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
なんとか大通りに出たが、道行く人みんな見て見ぬ振り。
厄介事に巻き込まれたくないのだろう。
・・・なんでうちがこんな目に・・・
・・・・・・もう、どうでもいいや・・・。このままどうなったって・・・
・・・だって・・・うちは・・・
先輩にも・・・・・・
嫌われ・・・・・・・・
「勲子ちゃん!!!」
え・・・?
先輩・・・のこ え ・・・?
そのまま、うちの意識は途切れた。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
ダークになりすぎた・・・。
勲子は重くならないようにしようとしたのに・・・。
つーかろくに小ネタも書いてないうちからコレはやり過ぎか・・・?
4話外伝
終幕
決めた。
山奥先輩に告白する。
一ノ瀬に過去の傷をえぐられたら、立ち止まってしまうだろうから。そうなる前に。
・・・きっと玉砕だけど。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
「勲子ちゃん、話って何かしら?」
いつもの調子の先輩。でもうちは違う。
勇気を振り絞り、声を出す。
「先輩・・・」
だけど、好きですの一言が言えなくて。
「もし、うちが先輩の事、好きって言ったら、どうしますか・・・」
・・・ああ。便利な言葉だな。
「勲子ちゃん・・・。そういう事を言うのは反則よ。」
「うちは答えを聞いてるんです!」
・・・ああ、最低。なんでうち、こんな言い方しかできないんだろう。
「答えは言えないわ。でもね・・・、いつだってアタシは勲子ちゃんの味方よ?」
・・・なにそれ・・・。
うちの事、本気にしてないって事じゃないか!!
あくまでいつもの調子を貫く先輩に、怒りすら覚えた。
「・・・だったら、うちと付き合ってください!!・・・同情でもいいですから・・・」
ああ、こんな風に言うつもりじゃ無かったのに・・・
パンッ!
頬に、痛みが走った。
先輩に、頬を叩かれたのだ。
まさか・・・、まさかすぎる。
うちは初めて、先輩を怒らせたのだ。
先輩は、とても辛そうな顔をしていた。
「・・・どうしてそんな、悲しい事を言うのよ・・・。
本当は女の子に手を上げるなんて嫌だけど、今の発言は許せないわ・・・!!」
先輩は震えていた。
・・・これほど怒っているのだ・・・。
思わずその場から崩れ落ちる。
・・・この恋は、終わった・・・
「ご・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・!」
うずくまって泣きながら、ひたすらにそうつぶやいた。
「・・・営業の邪魔よ。あがりなさい。」
先輩はうちの腕を引き、店の奥へと連れていった。
・・・その冷たい声に、ぞくっとした。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
連れて来られたのは、一面ピンクの先輩の部屋。
「・・・あなたは、アタシにどうして欲しかったの?」
・・・今、それを言える訳無いじゃないですか。
言っても信じないでしょう?怒るでしょう?
黒い感情が沸き上がる。
息を整えて、精一杯の毒を吐く。
「先輩こそ、どうして部屋なんかに連れてきたんですか・・・?同情で、抱いてでもくれるんですか!!!」
・・・もう、どうにでもなってしまえ!
・・・言い切った後、先輩の顔を見るのが怖くて、下を向く。
「・・・信じられないわ・・・!勲子ちゃんがそんな事言うなんて・・・!」
だけど、その声色で怒りが伝わってくる。
なんでこんな事、言ったんだろう・・・
「う・・・うああ・・・!!」
悲しくなって、涙が溢れて、上手く声が出せない。
「泣く位なら、どうしてそんな事を言うの・・・!そんなにアタシを怒らせたいの・・・!!!」
違う!嫌われたくないの!!
なのに、声が出ない。
「・・・勲子ちゃん、落ち着くまでそこにいなさい。今のアタシじゃ、冷静に対応できないから。」
そう言って、先輩は部屋を出た。
うち一人を残して。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
・・・少し落ち着いた所で、先輩に見つからないように家を抜け出そうとする。
「勲子ちゃん!」
見つかった・・・。
でも振り返らない。
今回ばかりは追いかけてくる事もないだろう。
店を抜ける。
大通りを走る。
その時。
「イサ!!」
あいつの・・・一ノ瀬の声だ。
どうしてこんな時に・・・
・・・逃げよう。
・・・だけど遅かった。気が付けば、回り込まれて、がっちりと腕を掴まれた。
どうしてそこまで・・・
「・・・話があるんだよ。ここじゃなんだから・・・」
一ノ瀬はうちを路地裏に連れ込んだ。
うちには、それに抗う力が無かった。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
路地裏で、うちは両手を塞がれ、壁まで追い込まれた。
逃げられない・・・
「何目ぇ腫らしてんだよ。そういえばさっき手芸屋のおにーちゃんと痴話喧嘩してたな。」
「・・・もしかして待ち伏せてたの?」
「あれって彼氏?それともさっき別れた?」
「関係ないでしょ。・・・で、話って何?」
「イサ、ヨリ戻さねえ?」
・・・!
ふざけんな・・・!無かった事にしたくせに・・・!
「昨日の彼女どうしたんだよ。」
「別れたよ。我が儘でしょーもない女だったから。」
「へぇ、無かった事にはしないんだ。でもコロコロ乗り換えるね。」
うちは一ノ瀬を精一杯軽蔑の目で見た。
でも、一ノ瀬は気付いた素振りを見せない。
「・・・あんたモテるんでしょ?相手ならいくらでもいるじゃん。」
「ハズレばっかだけどな。結局お前が一番よかったよ。俺も背伸びたし、今なら並んでも悪くないだろ?」
「・・・軽いね。だから簡単に無かった事にしようなんて言えるんだ。」
だんだん、黒い気持ちが溢れてくる。
散々人の心を弄んだくせに、何を今更!!!
「馬鹿にしないでよ!うちは本気でアンタの事好きだった!それを簡単に踏みにじったのはアンタだよ!?
絶対に・・・一生許すもんか!!!」
絶対的な拒否のつもりだった。それが・・・
「本気で俺の事好きだった?ならヨリ戻せよ」
一ノ瀬は、都合のいい言葉だけ拾った。
「今は嫌いだって言ってんの!!!あんたに裏切られたうちの気持ち、わかる!?」
「うるせえ!一度でも俺に惚れたならさぁ・・・。おとなしく言う事聞いてればいいんだよ!!」
ドゴッ・・・
「ふぐっ・・・」
腹部に鈍い衝撃が走った。
こいつ・・・本気で蹴りやがった・・・!!
気付いた。
・・・ヨリ戻しはこいつの本意じゃない・・・!ただ、憂さ晴らしにうちを利用しようとしただけなんだ・・・!
「どいつもこいつも!!!」
ドゴッ・・・
崩れ落ちたうちに追い撃ちをかける。
「都合のいい事ばかり言いやがって!!!!」
ドゴッ・・・
・・・まずい。このままじゃ・・・!
一ノ瀬の目は本気だった。
うちの事だけじゃない。色んな事に苛立って、それを全部うちにぶつける気なんだ。
・・・そうか・・・。
山奥先輩が怒ったのはこういう事なんだ。
あの時のうちの発言は、憂さ晴らしの擬似恋愛を求めている事に等しかったんだ・・・
「ハハッ!痛い?痛いよなぁ?
言えよ!何でも言う事聞きますってさぁ!!!そしたら許してやるよ!!!」
一ノ瀬はうちを足蹴にしながら言った。
・・・怖い・・・・・・
このまま足蹴にされるのも、言う事を聞くのも、うちにとっては最悪の事態だ。
意識が朦朧としてきた。
「ふん、もう口も聞けねーか。」
一ノ瀬は足蹴にするのをやめ、唾を吐きかけてきた。
トロリと、冷たい感触が頬を伝う。
「死なれたら困るし、この辺にしといてやるよ。・・・そうだ、ここの路地変質者がいっぱい出るから早く出な。・・・動けるかわからねぇけど。」
一ノ瀬はそう言って、立ち去った。
ある程度理性が残っていて助かった・・・
変質者か・・・早く出ないと。
ズリズリと地を這いながら、うちは路地裏を出た。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
なんとか大通りに出たが、道行く人みんな見て見ぬ振り。
厄介事に巻き込まれたくないのだろう。
・・・なんでうちがこんな目に・・・
・・・・・・もう、どうでもいいや・・・。このままどうなったって・・・
・・・だって・・・うちは・・・
先輩にも・・・・・・
嫌われ・・・・・・・・
「勲子ちゃん!!!」
え・・・?
先輩・・・のこ え ・・・?
そのまま、うちの意識は途切れた。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
ダークになりすぎた・・・。
勲子は重くならないようにしようとしたのに・・・。
つーかろくに小ネタも書いてないうちからコレはやり過ぎか・・・?
4話外伝
終幕
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