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東西南北くすつば!企画用ブログ
2024/04/24 (Wed)
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2010/04/04 (Sun)
まとめ
1話
2話後編
勲子の過去。
勲子と陽平と誰かの話。
1話
2話後編
勲子の過去。
勲子と陽平と誰かの話。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
・・・お姉が家に彼氏を連れてくるらしい。
イチャイチャするさまを見るのは悔しくて狂いそうなので、「うちもカレシに会ってくる!」と嘘ついて、めいっぱいおしゃれして、家を飛び出した。
・・・手芸店行こう。うちもドキドキが欲しい。
せっかくおしゃれしたんだもん。
・・・と、思ったら飯原先輩発見。よし。しっと団活動で憂さ晴らししよう。そうしよう。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
「うわっ!早速リア充発見!しかも彼氏イケメン!ばくはつしろ!女はケバいけど」
飯原先輩の目線の先にいたのは、見覚えのある顔だった。
あいつ・・・!
一ノ瀬 嗣・・!
「先輩っ!逃げよう!!」
「は?何言って・・・」
「あれ?もしかしてイサ?変わったな~。」
気付かれた・・・
「可愛くなったな~。びっくりしたよ。」
「何いってんのツグ~!こんなデカ女よりウチのほうがカワイイじゃん!」
「ああ、ハイハイ。ところでイサ、隣のチビ誰?弟?彼氏じゃないよな?」
「馴れ馴れしく呼ばないでよ。あんたには関係ない。」
「嬉しい癖に・・・。俺の事まだ好きなんじゃないの?」
・・・ぷちん。
うちの中で、何かがはじけた。
ふざけんな・・・!
「えーありえなーい!ツグはウチのだっつの!身の程知れって感じ!」
「おま、ちょっと黙れ・・・」
「えーでもこの女・・・」
人の気も知らないで・・・
「黙るのはアンタだよ!!!二度とうちの前に姿現すな!!
いこっ!先輩!」
「へっ!?」
うちはボー然としていた先輩の腕を引いて、その場を立ち去った。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
「なんだったんだあいつら・・・」
「言いたくないけど、元カレです。」
「はぁ!?いたの!?」
「3日だけですけどね。
うちが告白したんスよ。周りに身長とか体格とか比較されて、からかわれて、一ノ瀬から、『何となく告白受けたけど、お前と歩くの恥ずかしいから別れるわ』って、一方的に告げられて。」
思い出しながら沸々と怒りが込み上げてくる。
「揚句の果てに、うちとつきあってたってのが、単にうちの妄想だって事にされた。」
「うっわひでえ・・・信じらんねぇ。・・・あいつの事、今は」
「大っ嫌いです。明日にでも死んで欲しい位。」
これは、冗談抜きに。
あの時、あいつに告白なんてしなければ、こんなに苦しむ事はなかったのに。
「だからうち、自分より小柄な人は好きにならないって決めたんです。皆がそうじゃないって知ってますけど。でも・・・怖いんです。」
飯原先輩の表情が険しくなった。
・・・しまった。失言だ。先輩、小さい事気にしてるのに。
お・・・怒るかな?
「・・・じゃあ、例えばだけど、俺がお前の事好きって言ったら?」
・・・え?
飯原先輩は真っ直ぐこちらを見ていた。冗談ではなさそうだ。
怖くなって目を反らす。
「そ・・・そんなの分かりませんよ!意地悪言わないで下さい!
うちがはいって言ったら、飯原先輩のこと好きって言ってるのと同じですよ。先輩が本心でなかったら、うち、惨めすぎるでしょう。」
逃げる解答。
「・・・イサの事、傷つけるつもりはねーし、言えよ。」
・・・思わずドキっとしてしまった。いつもと様子が違うからかな。・・・でも、ごめんなさい。
「・・・嫌じゃないけど、断ります。」
先輩は一瞬ポカンとする。
「・・・・・・なんだよそれっ!普通この流れなら受けますとか言うだろ~!!!」
でもすぐに軽口になった。先輩のこういう所、ホント安心する。
「・・・好きな人がいるんスよ。年上で、背が高くて、・・・優しい人。」
「は?そんな完璧くさいの、イサには無理だろ~。」
「釣り合い、とれませんよね・・・。わかってるんです」
「わ、悪かったって!でもイサに彼氏できんのって嫌だ!!しっと団解散になるじゃねーか!!」
「でも、恋じゃないスけど、飯原先輩は、うちにとって、その・・・すごく・・・・・・」
大きな存在って言おうとしたけど、柄でも無いので口をつぐんだ。
「アハハ、何でもありません。」
「なんだよー!気になる!」
飯原先輩に出会って、最初は衝突したけど、お互いのコンプレックスを理解しあって、笑い飛ばせるようになった。
うちが明るくなれたのは、半分は飯原先輩のお陰だと思う。
「そういう意味では、恩人かな。」
「へ?俺何かした?」
「うち、北斗に入学してから、毎日が楽しいです。飯原先輩にも出会えたし。」
「・・・やっぱ俺に惚れてるんじゃないの?」
「いや、それはないっス」
「ちくしょー!!」
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
この日は、飯原先輩のお陰で、楽しい気持ちで帰宅する事ができた。
・・・でも、嗣・・・一ノ瀬との再会で、嫌な思い出が蘇ってしまった。
あいつは少なからずうちを気にしていたようだった。
今後あいつと関わるような事があれば、うちはまた元通りだろう。
・・・いや、大丈夫だ。
今、うちは新しい恋をしているんだ。
一ノ瀬の事なんて、またすぐに忘れられるさ・・・。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
あれ・・・陽勲が・・・一番進展して・・・。
勲子にとって陽平は、異性の中で一番気楽な相手だと思う。
そして、勲子にはカタチだけ元カレがいたという事実。
いないに等しいけどな!
後日談
4話
・・・お姉が家に彼氏を連れてくるらしい。
イチャイチャするさまを見るのは悔しくて狂いそうなので、「うちもカレシに会ってくる!」と嘘ついて、めいっぱいおしゃれして、家を飛び出した。
・・・手芸店行こう。うちもドキドキが欲しい。
せっかくおしゃれしたんだもん。
・・・と、思ったら飯原先輩発見。よし。しっと団活動で憂さ晴らししよう。そうしよう。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
「うわっ!早速リア充発見!しかも彼氏イケメン!ばくはつしろ!女はケバいけど」
飯原先輩の目線の先にいたのは、見覚えのある顔だった。
あいつ・・・!
一ノ瀬 嗣・・!
「先輩っ!逃げよう!!」
「は?何言って・・・」
「あれ?もしかしてイサ?変わったな~。」
気付かれた・・・
「可愛くなったな~。びっくりしたよ。」
「何いってんのツグ~!こんなデカ女よりウチのほうがカワイイじゃん!」
「ああ、ハイハイ。ところでイサ、隣のチビ誰?弟?彼氏じゃないよな?」
「馴れ馴れしく呼ばないでよ。あんたには関係ない。」
「嬉しい癖に・・・。俺の事まだ好きなんじゃないの?」
・・・ぷちん。
うちの中で、何かがはじけた。
ふざけんな・・・!
「えーありえなーい!ツグはウチのだっつの!身の程知れって感じ!」
「おま、ちょっと黙れ・・・」
「えーでもこの女・・・」
人の気も知らないで・・・
「黙るのはアンタだよ!!!二度とうちの前に姿現すな!!
いこっ!先輩!」
「へっ!?」
うちはボー然としていた先輩の腕を引いて、その場を立ち去った。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
「なんだったんだあいつら・・・」
「言いたくないけど、元カレです。」
「はぁ!?いたの!?」
「3日だけですけどね。
うちが告白したんスよ。周りに身長とか体格とか比較されて、からかわれて、一ノ瀬から、『何となく告白受けたけど、お前と歩くの恥ずかしいから別れるわ』って、一方的に告げられて。」
思い出しながら沸々と怒りが込み上げてくる。
「揚句の果てに、うちとつきあってたってのが、単にうちの妄想だって事にされた。」
「うっわひでえ・・・信じらんねぇ。・・・あいつの事、今は」
「大っ嫌いです。明日にでも死んで欲しい位。」
これは、冗談抜きに。
あの時、あいつに告白なんてしなければ、こんなに苦しむ事はなかったのに。
「だからうち、自分より小柄な人は好きにならないって決めたんです。皆がそうじゃないって知ってますけど。でも・・・怖いんです。」
飯原先輩の表情が険しくなった。
・・・しまった。失言だ。先輩、小さい事気にしてるのに。
お・・・怒るかな?
「・・・じゃあ、例えばだけど、俺がお前の事好きって言ったら?」
・・・え?
飯原先輩は真っ直ぐこちらを見ていた。冗談ではなさそうだ。
怖くなって目を反らす。
「そ・・・そんなの分かりませんよ!意地悪言わないで下さい!
うちがはいって言ったら、飯原先輩のこと好きって言ってるのと同じですよ。先輩が本心でなかったら、うち、惨めすぎるでしょう。」
逃げる解答。
「・・・イサの事、傷つけるつもりはねーし、言えよ。」
・・・思わずドキっとしてしまった。いつもと様子が違うからかな。・・・でも、ごめんなさい。
「・・・嫌じゃないけど、断ります。」
先輩は一瞬ポカンとする。
「・・・・・・なんだよそれっ!普通この流れなら受けますとか言うだろ~!!!」
でもすぐに軽口になった。先輩のこういう所、ホント安心する。
「・・・好きな人がいるんスよ。年上で、背が高くて、・・・優しい人。」
「は?そんな完璧くさいの、イサには無理だろ~。」
「釣り合い、とれませんよね・・・。わかってるんです」
「わ、悪かったって!でもイサに彼氏できんのって嫌だ!!しっと団解散になるじゃねーか!!」
「でも、恋じゃないスけど、飯原先輩は、うちにとって、その・・・すごく・・・・・・」
大きな存在って言おうとしたけど、柄でも無いので口をつぐんだ。
「アハハ、何でもありません。」
「なんだよー!気になる!」
飯原先輩に出会って、最初は衝突したけど、お互いのコンプレックスを理解しあって、笑い飛ばせるようになった。
うちが明るくなれたのは、半分は飯原先輩のお陰だと思う。
「そういう意味では、恩人かな。」
「へ?俺何かした?」
「うち、北斗に入学してから、毎日が楽しいです。飯原先輩にも出会えたし。」
「・・・やっぱ俺に惚れてるんじゃないの?」
「いや、それはないっス」
「ちくしょー!!」
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
この日は、飯原先輩のお陰で、楽しい気持ちで帰宅する事ができた。
・・・でも、嗣・・・一ノ瀬との再会で、嫌な思い出が蘇ってしまった。
あいつは少なからずうちを気にしていたようだった。
今後あいつと関わるような事があれば、うちはまた元通りだろう。
・・・いや、大丈夫だ。
今、うちは新しい恋をしているんだ。
一ノ瀬の事なんて、またすぐに忘れられるさ・・・。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
あれ・・・陽勲が・・・一番進展して・・・。
勲子にとって陽平は、異性の中で一番気楽な相手だと思う。
そして、勲子にはカタチだけ元カレがいたという事実。
いないに等しいけどな!
後日談
4話
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