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東西南北くすつば!企画用ブログ
2024/03/29 (Fri)
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2010/05/04 (Tue)
まとめ
序章 前
※二次
間あいちゃった。すまん。
前回の続き。おとん視点。やっとイサが出て来た←
序章 前
※二次
間あいちゃった。すまん。
前回の続き。おとん視点。やっとイサが出て来た←
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
・・・もし王ちゃんの言う事が本当なら、私は彼女にどれだけ残酷な事をしているのか。
女の子に誠意を持って接していたつもりが、どれだけ無神経だったか。
・・・そんな筈はないと、自分に言い聞かせる。
自分が恋愛対象になる事なんて、有り得ないのだから。
私は、男ではないのだから。
ないと思ってる、筈だから。
彼の言っていた事は嘘だ。
・・・そうでなければ、色々なものが崩れ落ちていく。
・・・とりあえず、部活に行こう。今勲子ちゃんに会っても心の整理がつかない。
部活に集中すれば、王ちゃんの言ったことなんて忘れられる。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
下校時刻か・・・
勲子ちゃんはまだいるだろうか。
図書室を覗いてみることにする。
・・・いた。勉強に集中しているようだ。
「・・・勲子ちゃん、もう下校時刻よ。あがったら?」
「・・・!!や、山奥先輩っ・・・!どうして・・・!」
「・・・聞いたのよ。毎日下校時刻まで、残って勉強してるって。」
・・・本当に、理由が私なら、私は何というお荷物なんだろう。
勲子ちゃんの力になりたいとずっと思っていたのに、蓋を開けてみたら、むしろ邪魔者ではないか。
・・・ごめんね。
私が安易な気持ちで近付き過ぎたばかりに、勲子ちゃんに無理をさせてしまった。
「今日は、この後予定とか入れてる?」
「え・・・?いえ、何もないですけど・・・。」
「・・・よかったら、うちに寄っていかないかしら?」
「・・・え・・・?嘘、いいんですか・・・?本当に・・・?」
・・・ああ、こんな反応。本当に、彼女は・・・。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
「・・・ふふ、ごめんね。段取りが悪くて。勲子ちゃんがうちに来れるって事が事前にわかってたらちゃんと準備してたんだけど・・・。」
「い、いえ・・・!そんな事ありません!先輩が祝ってくれるってだけで、うち・・・。」
「ふふ、よかった。」
小さなテーブルの上に、誕生日ケーキを置く。
「誕生日おめでとう。勲子ちゃん。」
「先輩・・・」
勲子ちゃんの眼から、大粒の涙が零れ落ちた。
「・・・勲子ちゃん。泣かないの。」
やめようと思っていた筈なのに、自然と勲子ちゃんを抱きしめていた。
「・・・せっ・・・、先輩っ・・・!!」
・・・その反応に、男の意識を感じた。・・・そうだ、これでは駄目なのだ。
「・・・ごめんね。・・・嫌?」
「い、嫌なんて事・・・ありえません!う・・・嬉しい・・・です・・・。う、うわあああーん!!!」
その泣き声が、私の心に突き刺さった。
悲しみと、嬉しさの反動。
これだけ私は彼女を傷付けていたのだ。
求めていなかった現実を、受け入れなければならない覚悟。
勲子ちゃんが、本当に好きなのは・・・・・・
全身を駆け巡る罪悪感で、抱きしめる腕に力が篭った。
「うっ・・・!せん、ぱい・・・!痛い・・・・・・!」
・・・勲子ちゃん、ごめんなさい。
まだ、知らないふりを続けさせて欲しい。
私は、男として勲子ちゃんを受け入れる事ができない。
だけど、まだ、この関係を壊したくない。
勲子ちゃんの事、大切に思ってるから・・・。
「・・・ケーキ、食べちゃいましょ。」
「・・・そうですね。
・・・先輩・・・、うち、うれしいです・・・。いままでで一番、幸せな誕生日です・・・。」
・・・ああ。
私なんかに、そんな事言わないでちょうだい。
もし、お互いに気持ちを知ってしまった時、勲子ちゃんは深く傷つく。
そんな日が、近いうちに来る。
彼女を傷つけるなんて、本望じゃないのに・・・。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
おとんはバイらしいけど、女の子相手は色々覚悟がいるんじゃなかろうか。
自分のアイデンティティとか、ポリシーとか捩曲げる訳だからね。
だから勲子の気持ちを受け入れられない。知らないふりというより、自己暗示。おとん自身は無自覚。
「勲子は王の事が好き」という勘違いは、無意識のうちに逃げているからかもしれない。
自分である訳がない。王の方が、勲子は幸せだ、みたいな。
勲子を大切に思うが故に、傷つけてしまっている。そしてその事と向き合えない。・・・せつねえぜ・・・!少女漫画脳過ぎてめんご。
何で私はよその子の考察ばっかしてるんだろうか・・・。
シリアスだと、動かすに苦しむんだぜ・・・。
誰にしろ私が好き勝手動かすと絶対保護者さんに違和感与えてる気がするんだが・・・むぅ。
姉妹対決 前
・・・もし王ちゃんの言う事が本当なら、私は彼女にどれだけ残酷な事をしているのか。
女の子に誠意を持って接していたつもりが、どれだけ無神経だったか。
・・・そんな筈はないと、自分に言い聞かせる。
自分が恋愛対象になる事なんて、有り得ないのだから。
私は、男ではないのだから。
ないと思ってる、筈だから。
彼の言っていた事は嘘だ。
・・・そうでなければ、色々なものが崩れ落ちていく。
・・・とりあえず、部活に行こう。今勲子ちゃんに会っても心の整理がつかない。
部活に集中すれば、王ちゃんの言ったことなんて忘れられる。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
下校時刻か・・・
勲子ちゃんはまだいるだろうか。
図書室を覗いてみることにする。
・・・いた。勉強に集中しているようだ。
「・・・勲子ちゃん、もう下校時刻よ。あがったら?」
「・・・!!や、山奥先輩っ・・・!どうして・・・!」
「・・・聞いたのよ。毎日下校時刻まで、残って勉強してるって。」
・・・本当に、理由が私なら、私は何というお荷物なんだろう。
勲子ちゃんの力になりたいとずっと思っていたのに、蓋を開けてみたら、むしろ邪魔者ではないか。
・・・ごめんね。
私が安易な気持ちで近付き過ぎたばかりに、勲子ちゃんに無理をさせてしまった。
「今日は、この後予定とか入れてる?」
「え・・・?いえ、何もないですけど・・・。」
「・・・よかったら、うちに寄っていかないかしら?」
「・・・え・・・?嘘、いいんですか・・・?本当に・・・?」
・・・ああ、こんな反応。本当に、彼女は・・・。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
「・・・ふふ、ごめんね。段取りが悪くて。勲子ちゃんがうちに来れるって事が事前にわかってたらちゃんと準備してたんだけど・・・。」
「い、いえ・・・!そんな事ありません!先輩が祝ってくれるってだけで、うち・・・。」
「ふふ、よかった。」
小さなテーブルの上に、誕生日ケーキを置く。
「誕生日おめでとう。勲子ちゃん。」
「先輩・・・」
勲子ちゃんの眼から、大粒の涙が零れ落ちた。
「・・・勲子ちゃん。泣かないの。」
やめようと思っていた筈なのに、自然と勲子ちゃんを抱きしめていた。
「・・・せっ・・・、先輩っ・・・!!」
・・・その反応に、男の意識を感じた。・・・そうだ、これでは駄目なのだ。
「・・・ごめんね。・・・嫌?」
「い、嫌なんて事・・・ありえません!う・・・嬉しい・・・です・・・。う、うわあああーん!!!」
その泣き声が、私の心に突き刺さった。
悲しみと、嬉しさの反動。
これだけ私は彼女を傷付けていたのだ。
求めていなかった現実を、受け入れなければならない覚悟。
勲子ちゃんが、本当に好きなのは・・・・・・
全身を駆け巡る罪悪感で、抱きしめる腕に力が篭った。
「うっ・・・!せん、ぱい・・・!痛い・・・・・・!」
・・・勲子ちゃん、ごめんなさい。
まだ、知らないふりを続けさせて欲しい。
私は、男として勲子ちゃんを受け入れる事ができない。
だけど、まだ、この関係を壊したくない。
勲子ちゃんの事、大切に思ってるから・・・。
「・・・ケーキ、食べちゃいましょ。」
「・・・そうですね。
・・・先輩・・・、うち、うれしいです・・・。いままでで一番、幸せな誕生日です・・・。」
・・・ああ。
私なんかに、そんな事言わないでちょうだい。
もし、お互いに気持ちを知ってしまった時、勲子ちゃんは深く傷つく。
そんな日が、近いうちに来る。
彼女を傷つけるなんて、本望じゃないのに・・・。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
おとんはバイらしいけど、女の子相手は色々覚悟がいるんじゃなかろうか。
自分のアイデンティティとか、ポリシーとか捩曲げる訳だからね。
だから勲子の気持ちを受け入れられない。知らないふりというより、自己暗示。おとん自身は無自覚。
「勲子は王の事が好き」という勘違いは、無意識のうちに逃げているからかもしれない。
自分である訳がない。王の方が、勲子は幸せだ、みたいな。
勲子を大切に思うが故に、傷つけてしまっている。そしてその事と向き合えない。・・・せつねえぜ・・・!少女漫画脳過ぎてめんご。
何で私はよその子の考察ばっかしてるんだろうか・・・。
シリアスだと、動かすに苦しむんだぜ・・・。
誰にしろ私が好き勝手動かすと絶対保護者さんに違和感与えてる気がするんだが・・・むぅ。
姉妹対決 前
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