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東西南北くすつば!企画用ブログ
2024/03/29 (Fri)
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2010/05/05 (Wed)
まとめ
外伝
※二次
きわどいって程でもないけど、結構な進展ぶりなので注意。
外伝
※二次
きわどいって程でもないけど、結構な進展ぶりなので注意。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
「とりあえず座りなさい。落ち着いたら帰るのよ。送っていくから。」
「・・・・・・。」
「・・・・・・。」
無言が続いた。
いづらくなって、席を立ち、ベランダに出る。
携帯を取り出し、お姉に電話をかける。
「・・・もしもし、お姉?聞いてよ。今日、先輩の家に泊まることになった。うちの勝ちだよ・・・!!!あはははっ!!」
「・・・勲子ちゃん。」
その時、ふいに後ろから携帯を取り上げられた。
「先輩っ!?」
先輩はうちを無視してそのまま携帯で話し始める。
「もしもし。幸枝さんですか?山奥です。」
『どういう事よ!!あなたにその気はないのでしょう!?今まで逃げていた癖に、結局同情で受け入れたの!?』
「・・・すみません、でも、勲子ちゃんの言った事は・・・」
『家に入れた時点で言い訳なんて出来ない筈よ!!そんな煮え切らない態度で、イサが傷付くに決まってるじゃない!!』
・・・どういう事?お姉・・・
お姉は、うちの邪魔をしたかったんじゃ・・・?
「分かっています・・・。でも、放ってはおけなかったんです。・・・これ以上、泣かせたりはしませんから。」
『もう・・・私が気付いた時には手遅れだったのね・・・。この恋が、またイサのトラウマになったら・・・』
「・・・幸枝さん、私が言うのも何ですが、勲子ちゃんはもう立派な大人です。自分の恋に、ちゃんと自分で責任が取れる子です。・・・最初から、私の答えはわかっていたと・・・言ってました。」
『・・・ばーか。小僧が何気取ってるのよ。イサの気持ちを踏みにじって、変な事したら許さないから。』
プチッ
「・・・まったく。何て事言うの!ひやひやしたわ!!」
「ごめんなさい・・・」
「・・・いいのよ。アタシは今まで勲子ちゃんには酷な事をし続けたんだもの。」
「いいんです!そんなの!うちの勝手な片思いだったんですし!本当に・・・今までで・・・・・・一番、楽しくて・・・・・・幸せな恋でした・・・・・・」
「うっ・・・!すみません、中に入りますね・・・。」
中に入った途端、ふわりと抱きしめられた。
「・・・アタシはずっと、勲子ちゃんの気持ちを知らずに、傷付けていたのね・・・。どれだけの傷が埋められるかわからないけど、今夜は好きなだけ甘えてちょうだい。」
「・・・じゃあ、キスして下さい。」
「・・・そういうのは駄目よ。」
「うちの傷、埋めてくれるんでしょう?」
「・・・そんな不誠実な真似、できないわよ。」
「うちをここまでさせといて、今更不誠実も何も無いです!」
「・・・そう、ね・・・。勲子ちゃん、目を閉じて・・・。」
先輩の顔が近づいてくるのがわかる。
温度を感じたと同時に、唇が重なった。
「・・・んっ・・・う・・・」
心が締め付けられるようだった。
こんなに近くまで来て、どうして心まで届かないの・・・!?
離れそうになる唇が名残惜しくて、首に巻き付いてさらに深く口づける。
「んんっ・・・!勲子、ちゃ・・・」
先輩の腕に、力が篭った。
・・・わかってる。これは同情なんだ。
切なくて、高ぶる感情を押さえるのに必死だった。
「ふ・・・ふあっ・・・!先輩っ・・・!」
呼吸が苦しくなって、腕の力が緩む。
そして、唇が離れた。
・・・夢みたい・・・。先輩とこんなに長いキスができるなんて。
・・・一夜限りの、夢に等しい出来事だけど。
・・・この時間が、ずっと続いたらいいのに、お別れは、すぐそこに迫っている。
「勲子ちゃん・・・。ごめん。ごめんね・・・。」
「ごめんねなんて言葉、欲しくないですっ・・・!!どんなに傷付いてもっ・・・!先輩が欲しかっ・・・!う、うわあああーん!!!」
辛くて、悲しくて、仕方がない。
どうして、先輩の心は手に入らないの・・・!!?
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
いつの間にか、泣き疲れて寝てしまったようだ。背中には布団がかかっていたが、先輩の腕の中にいたままだった。
先輩の顔・・・近い・・・。
このままキスできそう。
・・・しちゃおうかな。
そっと顔を近づける。
寸前で・・・唇に、指の感触。
「・・・こら。寝込みを襲うのは反則よ。」
お、起きてた!!!!
「そういうのは、将来大切な人ができるまでとっておくの。いい?」
「・・・二回もしたのに、けちんぼだなぁ・・・。それに、先輩の事諦めたなんて言いましたっけ?
だったら、その大切な人が先輩になるかも知れませんよ。という事で予約・・・」
「予約じゃないわよ、このおばかっ!!・・・本当、馬鹿な子。どうしてアタシなんか、好きになっちゃったのよ・・・。」
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
・・・よかった。最後に先輩の前で笑えた。
軽口も叩ける位、強くなれたんだな、うちは。
この気持ちは強すぎて、きっぱり諦めるなんてできない。
・・・無駄だって事、わかってるよ。ゆっくり、醒めるのを待とう。
「・・・お帰りイサ。朝帰りなんていいご身分ね。・・・なんて。山奥に変な事されなかった?」
「残念な事に何も無し。笑えばいいじゃん。」
「あら、元気なのね。・・・よかったわねイサ。振られても、いい恋だったのね。まったくうらやましい・・・。」
「お姉なんて、望まなくても彼氏作り放題の癖に。」
「あんたみたいに、充実した恋はしたことないわよ。あー、私も恋したい。」
・・・本当、人の気も知らずいい気なもんだよ。お姉。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
バタン・・・
部屋に入って、ひとりきりになると、再び悲しさがこみあげてきた。
「先輩・・・っ。先輩・・・!!!うわあああーーーーん!!!」
ひとりになった途端、また涙が止まらなくなった。
心にぽっかりと穴が開いたような淋しさ。
忘れなければ、前には進めないって事はわかってるけど、もう少しだけ、好きでいてもいいですよね・・・?先輩。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
この話は在りか無しか散々悩んだのだが、二次だと割り切ってあげてしまった・・・。
まあおとんキス魔だし、今更いいよね!(×
結局振られる勲子。両想いの未来があまり想像つかないんだよな。ちゅーさせておいてなんだけど。
一瞬だけでも報われる勲子が書きたかったんだ・・・!
あ、公式では言えない勲子、気付かないおとん継続中だからね!
「とりあえず座りなさい。落ち着いたら帰るのよ。送っていくから。」
「・・・・・・。」
「・・・・・・。」
無言が続いた。
いづらくなって、席を立ち、ベランダに出る。
携帯を取り出し、お姉に電話をかける。
「・・・もしもし、お姉?聞いてよ。今日、先輩の家に泊まることになった。うちの勝ちだよ・・・!!!あはははっ!!」
「・・・勲子ちゃん。」
その時、ふいに後ろから携帯を取り上げられた。
「先輩っ!?」
先輩はうちを無視してそのまま携帯で話し始める。
「もしもし。幸枝さんですか?山奥です。」
『どういう事よ!!あなたにその気はないのでしょう!?今まで逃げていた癖に、結局同情で受け入れたの!?』
「・・・すみません、でも、勲子ちゃんの言った事は・・・」
『家に入れた時点で言い訳なんて出来ない筈よ!!そんな煮え切らない態度で、イサが傷付くに決まってるじゃない!!』
・・・どういう事?お姉・・・
お姉は、うちの邪魔をしたかったんじゃ・・・?
「分かっています・・・。でも、放ってはおけなかったんです。・・・これ以上、泣かせたりはしませんから。」
『もう・・・私が気付いた時には手遅れだったのね・・・。この恋が、またイサのトラウマになったら・・・』
「・・・幸枝さん、私が言うのも何ですが、勲子ちゃんはもう立派な大人です。自分の恋に、ちゃんと自分で責任が取れる子です。・・・最初から、私の答えはわかっていたと・・・言ってました。」
『・・・ばーか。小僧が何気取ってるのよ。イサの気持ちを踏みにじって、変な事したら許さないから。』
プチッ
「・・・まったく。何て事言うの!ひやひやしたわ!!」
「ごめんなさい・・・」
「・・・いいのよ。アタシは今まで勲子ちゃんには酷な事をし続けたんだもの。」
「いいんです!そんなの!うちの勝手な片思いだったんですし!本当に・・・今までで・・・・・・一番、楽しくて・・・・・・幸せな恋でした・・・・・・」
「うっ・・・!すみません、中に入りますね・・・。」
中に入った途端、ふわりと抱きしめられた。
「・・・アタシはずっと、勲子ちゃんの気持ちを知らずに、傷付けていたのね・・・。どれだけの傷が埋められるかわからないけど、今夜は好きなだけ甘えてちょうだい。」
「・・・じゃあ、キスして下さい。」
「・・・そういうのは駄目よ。」
「うちの傷、埋めてくれるんでしょう?」
「・・・そんな不誠実な真似、できないわよ。」
「うちをここまでさせといて、今更不誠実も何も無いです!」
「・・・そう、ね・・・。勲子ちゃん、目を閉じて・・・。」
先輩の顔が近づいてくるのがわかる。
温度を感じたと同時に、唇が重なった。
「・・・んっ・・・う・・・」
心が締め付けられるようだった。
こんなに近くまで来て、どうして心まで届かないの・・・!?
離れそうになる唇が名残惜しくて、首に巻き付いてさらに深く口づける。
「んんっ・・・!勲子、ちゃ・・・」
先輩の腕に、力が篭った。
・・・わかってる。これは同情なんだ。
切なくて、高ぶる感情を押さえるのに必死だった。
「ふ・・・ふあっ・・・!先輩っ・・・!」
呼吸が苦しくなって、腕の力が緩む。
そして、唇が離れた。
・・・夢みたい・・・。先輩とこんなに長いキスができるなんて。
・・・一夜限りの、夢に等しい出来事だけど。
・・・この時間が、ずっと続いたらいいのに、お別れは、すぐそこに迫っている。
「勲子ちゃん・・・。ごめん。ごめんね・・・。」
「ごめんねなんて言葉、欲しくないですっ・・・!!どんなに傷付いてもっ・・・!先輩が欲しかっ・・・!う、うわあああーん!!!」
辛くて、悲しくて、仕方がない。
どうして、先輩の心は手に入らないの・・・!!?
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
いつの間にか、泣き疲れて寝てしまったようだ。背中には布団がかかっていたが、先輩の腕の中にいたままだった。
先輩の顔・・・近い・・・。
このままキスできそう。
・・・しちゃおうかな。
そっと顔を近づける。
寸前で・・・唇に、指の感触。
「・・・こら。寝込みを襲うのは反則よ。」
お、起きてた!!!!
「そういうのは、将来大切な人ができるまでとっておくの。いい?」
「・・・二回もしたのに、けちんぼだなぁ・・・。それに、先輩の事諦めたなんて言いましたっけ?
だったら、その大切な人が先輩になるかも知れませんよ。という事で予約・・・」
「予約じゃないわよ、このおばかっ!!・・・本当、馬鹿な子。どうしてアタシなんか、好きになっちゃったのよ・・・。」
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
・・・よかった。最後に先輩の前で笑えた。
軽口も叩ける位、強くなれたんだな、うちは。
この気持ちは強すぎて、きっぱり諦めるなんてできない。
・・・無駄だって事、わかってるよ。ゆっくり、醒めるのを待とう。
「・・・お帰りイサ。朝帰りなんていいご身分ね。・・・なんて。山奥に変な事されなかった?」
「残念な事に何も無し。笑えばいいじゃん。」
「あら、元気なのね。・・・よかったわねイサ。振られても、いい恋だったのね。まったくうらやましい・・・。」
「お姉なんて、望まなくても彼氏作り放題の癖に。」
「あんたみたいに、充実した恋はしたことないわよ。あー、私も恋したい。」
・・・本当、人の気も知らずいい気なもんだよ。お姉。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
バタン・・・
部屋に入って、ひとりきりになると、再び悲しさがこみあげてきた。
「先輩・・・っ。先輩・・・!!!うわあああーーーーん!!!」
ひとりになった途端、また涙が止まらなくなった。
心にぽっかりと穴が開いたような淋しさ。
忘れなければ、前には進めないって事はわかってるけど、もう少しだけ、好きでいてもいいですよね・・・?先輩。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
この話は在りか無しか散々悩んだのだが、二次だと割り切ってあげてしまった・・・。
まあおとんキス魔だし、今更いいよね!(×
結局振られる勲子。両想いの未来があまり想像つかないんだよな。ちゅーさせておいてなんだけど。
一瞬だけでも報われる勲子が書きたかったんだ・・・!
あ、公式では言えない勲子、気付かないおとん継続中だからね!
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