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東西南北くすつば!企画用ブログ
2024/04/19 (Fri)
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2010/05/05 (Wed)
まとめ
姉妹対決 後
幸枝視点。
姉妹対決前あたりの話。
姉妹対決 後
幸枝視点。
姉妹対決前あたりの話。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
「幸枝、行かないの?」
「私なんかが行ったらイサの傷が開いちゃうわよ。」
イサが元彼に暴力を振るわれて入院した時、私は見舞いに行けなかった。
イサは私に劣等感を抱いている。
私が見舞いにでも行こうものなら、厭味と取られても仕方がない。
特に原因が元彼だなんて、余計に。
「お姉はモテるから、男にこんな杜撰な扱いなんてされないでしょ?笑えばいいじゃん。」なんて言われるのが目に見えてる。
・・・こんな事ばかり考えるから、イサとの溝が深まるのよ。
本当は素直にあの子を愛したい。
だけど、今更そんな事できない。
・・・だから、勲子の劣等感を拭うべく、陰ながら協力する事にした。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
昨日、初めてイサの片思い相手を見た。
一ノ瀬に比べたらまともそうな男だったけど、イサを傷つける可能性は十分ある。
あいつがイサに見合う男かどうか、見極めなければならない。
大通りを歩いていたら、見覚えのある顔があった。
「・・・あら・・・?いちナントカくん。奇遇ねぇ。」
「・・・あれ、勅使川の・・・。」
・・・ん?隣にいるのは・・・。
「!!!!一ノ瀬・・・!!」
・・・こいつが何でイサのクラスメートと・・・。
「あ・・・。あんたは・・・。」
「いちナントカ。あんた、こいつの友達?こいつがどういう奴か知ってるの?」
「・・・てしが・・・勲子さんの事ですか?」
「知ってるのね?じゃあどうして・・・。あんた、イサとはどういう関係?」
「・・・友達です。」
「挨拶程度?」
「・・・・・・・・・。」
「・・・違うわね?イサの言う近くに住んでて一人暮らししてる男の子って、あんた?」
「どうしてそれを・・・。」
「イサがよくうちで話すのよ、あんたの事。相当仲良しみたいね。」
・・・まあ、私に話してるんじゃなくて、お母さんにだけど。
「なのに、あんたときたら隠れてイサを傷つけた相手と仲良しこよし?イサを何だと思ってるのよ。」
「それは・・・。・・・だけど一ノ瀬と勲子さんは既に和解して・・・。」
「金積まれた事が和解なんて言える!?私は、二度もイサを傷つけたそいつが許せないの!!」
「いえ、示談の話ではなく、本当に・・・」
「つべこべ言うな!!あんたも一緒になってイサを傷付けてるんじゃないでしょうね!!」
「・・・はあ、話が通じそうにないな。いくぞ一ノ瀬。」
「あ、ああ・・・。・・・すみません。」
・・・何あれ!イサを裏切ったに等しいのに、何あの態度!!
本当、イサの周りにはろくな男がいないのね。
・・・イサが何をしたっていうのよ。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
イサも焦ったのだろう。最近、イサはあの男――山奥に、よく会っているようだ。
まあ、観察してるせいもあってそう感じるのだろうけど。
・・・だけど、その後帰って泣く事が多い。
その事を問い詰めても、山奥は言葉を濁すばかりだった。
イサの気持ちには気付いているのだろう。
なのに、イサの気持ちに向き合おうとはしていなかった。
「・・・イサに対して、態度が不誠実よね。あなた。イサの事、軽く見てる?」
「・・・勲子ちゃんの事、大切にしてるつもりよ。」
「・・・あなた、イサの事恋愛対象として見てる?イサが告白してきたら、受け入れる覚悟はあるの!?」
「・・・。・・・どういう事かしら?勲子ちゃんにとってアタシはただの相談役・・・」
「本当にそう思ってる?わかりやすいじゃない、あの子。ずっと、愛想だけ振り撒いて、最後に傷付くのはイサよ?」
「・・・・・・・・・。」
「あと、私の前でそのふざけた女言葉やめて。」
「・・・・・・幸枝さんは、本当に勲子ちゃんの事を大切に思ってるんですね。」
「・・・さあ、どうかしら。」
「彼女の気持ちには、既に気付いています。・・・だけど・・・。私には、彼女の気持ちを受け止める覚悟がない。」
「なにそれ。イサの事そういう目では見れないって事?だったらなおさら向き合わなきゃ。今更傷つくも傷つかないもない筈よ。
・・・イサにはね、もう男の事で傷付いてほしくないの。・・・・・・この二連休時間開けられるかしら。」
私は山奥に、遊園地のペアチケットを渡す。
「・・・イサの恋心から逃げないで。けじめ、つけに行ってきなさい。」
「・・・・・・。」
「・・・そうだ。一緒に服見ない?イサは絶対気合い入れて行くだろうから、あなたも気合い入れないと失礼よ。女装なんかした日にゃぶっころすからね。」
「・・・・・・・・・。」
・・・こいつも、大分精神的に参ってるみたいね・・・。
勲子の事、本当に大切に思ってるからこそなのね・・・。
こいつにだったら、勲子を任せてもいいかもしれない。勲子の傷を癒すのは、この男かもしれない。
・・・だけど、どうして?
どうして、勲子みたいないい子を、受け入れてあげないの・・・?
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
幸枝さんは勲子に対してツンケンしてるけど、内心勲子をとても大切に思っています。
勲子を傷つける奴は許せません。
おとんに普通に喋らせたら違和感バリバリである。
完結
「幸枝、行かないの?」
「私なんかが行ったらイサの傷が開いちゃうわよ。」
イサが元彼に暴力を振るわれて入院した時、私は見舞いに行けなかった。
イサは私に劣等感を抱いている。
私が見舞いにでも行こうものなら、厭味と取られても仕方がない。
特に原因が元彼だなんて、余計に。
「お姉はモテるから、男にこんな杜撰な扱いなんてされないでしょ?笑えばいいじゃん。」なんて言われるのが目に見えてる。
・・・こんな事ばかり考えるから、イサとの溝が深まるのよ。
本当は素直にあの子を愛したい。
だけど、今更そんな事できない。
・・・だから、勲子の劣等感を拭うべく、陰ながら協力する事にした。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
昨日、初めてイサの片思い相手を見た。
一ノ瀬に比べたらまともそうな男だったけど、イサを傷つける可能性は十分ある。
あいつがイサに見合う男かどうか、見極めなければならない。
大通りを歩いていたら、見覚えのある顔があった。
「・・・あら・・・?いちナントカくん。奇遇ねぇ。」
「・・・あれ、勅使川の・・・。」
・・・ん?隣にいるのは・・・。
「!!!!一ノ瀬・・・!!」
・・・こいつが何でイサのクラスメートと・・・。
「あ・・・。あんたは・・・。」
「いちナントカ。あんた、こいつの友達?こいつがどういう奴か知ってるの?」
「・・・てしが・・・勲子さんの事ですか?」
「知ってるのね?じゃあどうして・・・。あんた、イサとはどういう関係?」
「・・・友達です。」
「挨拶程度?」
「・・・・・・・・・。」
「・・・違うわね?イサの言う近くに住んでて一人暮らししてる男の子って、あんた?」
「どうしてそれを・・・。」
「イサがよくうちで話すのよ、あんたの事。相当仲良しみたいね。」
・・・まあ、私に話してるんじゃなくて、お母さんにだけど。
「なのに、あんたときたら隠れてイサを傷つけた相手と仲良しこよし?イサを何だと思ってるのよ。」
「それは・・・。・・・だけど一ノ瀬と勲子さんは既に和解して・・・。」
「金積まれた事が和解なんて言える!?私は、二度もイサを傷つけたそいつが許せないの!!」
「いえ、示談の話ではなく、本当に・・・」
「つべこべ言うな!!あんたも一緒になってイサを傷付けてるんじゃないでしょうね!!」
「・・・はあ、話が通じそうにないな。いくぞ一ノ瀬。」
「あ、ああ・・・。・・・すみません。」
・・・何あれ!イサを裏切ったに等しいのに、何あの態度!!
本当、イサの周りにはろくな男がいないのね。
・・・イサが何をしたっていうのよ。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
イサも焦ったのだろう。最近、イサはあの男――山奥に、よく会っているようだ。
まあ、観察してるせいもあってそう感じるのだろうけど。
・・・だけど、その後帰って泣く事が多い。
その事を問い詰めても、山奥は言葉を濁すばかりだった。
イサの気持ちには気付いているのだろう。
なのに、イサの気持ちに向き合おうとはしていなかった。
「・・・イサに対して、態度が不誠実よね。あなた。イサの事、軽く見てる?」
「・・・勲子ちゃんの事、大切にしてるつもりよ。」
「・・・あなた、イサの事恋愛対象として見てる?イサが告白してきたら、受け入れる覚悟はあるの!?」
「・・・。・・・どういう事かしら?勲子ちゃんにとってアタシはただの相談役・・・」
「本当にそう思ってる?わかりやすいじゃない、あの子。ずっと、愛想だけ振り撒いて、最後に傷付くのはイサよ?」
「・・・・・・・・・。」
「あと、私の前でそのふざけた女言葉やめて。」
「・・・・・・幸枝さんは、本当に勲子ちゃんの事を大切に思ってるんですね。」
「・・・さあ、どうかしら。」
「彼女の気持ちには、既に気付いています。・・・だけど・・・。私には、彼女の気持ちを受け止める覚悟がない。」
「なにそれ。イサの事そういう目では見れないって事?だったらなおさら向き合わなきゃ。今更傷つくも傷つかないもない筈よ。
・・・イサにはね、もう男の事で傷付いてほしくないの。・・・・・・この二連休時間開けられるかしら。」
私は山奥に、遊園地のペアチケットを渡す。
「・・・イサの恋心から逃げないで。けじめ、つけに行ってきなさい。」
「・・・・・・。」
「・・・そうだ。一緒に服見ない?イサは絶対気合い入れて行くだろうから、あなたも気合い入れないと失礼よ。女装なんかした日にゃぶっころすからね。」
「・・・・・・・・・。」
・・・こいつも、大分精神的に参ってるみたいね・・・。
勲子の事、本当に大切に思ってるからこそなのね・・・。
こいつにだったら、勲子を任せてもいいかもしれない。勲子の傷を癒すのは、この男かもしれない。
・・・だけど、どうして?
どうして、勲子みたいないい子を、受け入れてあげないの・・・?
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
幸枝さんは勲子に対してツンケンしてるけど、内心勲子をとても大切に思っています。
勲子を傷つける奴は許せません。
おとんに普通に喋らせたら違和感バリバリである。
完結
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