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東西南北くすつば!企画用ブログ
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2010/08/08 (Sun)
女としての誇り後編(完結)と、未来話。



女としての誇り

「梅香。私の事はミツと呼んでくれ。」
「何故ですか?」
「女らしい名前が嫌なのだ。」
「三津子様は、女であることを誇れないのですか?」
「・・・誇れぬな。弱き女は力でねじ伏せられてしまう。だから私は女であることを捨てたのだ。」
「・・・何故女であることを捨てなければならないのですか?弱き女が力でねじ伏せられてしまうなら、強き女になればいいではありませんか。」
「・・・それでも、女である限りは弱き女と見なされ、狙われてしまうのだぞ。」
「そんなもの、こちらから分からせてやればいいのです。私は女であることに誇りを持っています。絶対に女である事は捨てません。」
「・・・強いな、梅香は。でも私はもう、女にはなれないのだよ。」

---

やっと表題っぽい話になった。

ミツは女の子になら普通に三津子と呼ばせてるらしいけどまあいいか。

---

最近処女だ非処女だのビッチだのという話が上がったので便乗。

梅は処女かどうかという話は置いといて、ビッチかといえばそうではないと言えるようなキャラじゃありません。

梅香は男を汚いと思っているタイプの男嫌いではなく、男よりも優位に立ちたいが為に高圧的に振舞ってるだけです。
だから男と関係を持つ事自体に嫌悪感は無い。ただ、男に好き勝手されるのは気に食わないので攻めに回りたがります。
梅香が男と関係を持った事あるかどうかは設定上何も考えてませんが、いじめの途上で童貞強奪する事位やりかねないかもしれない。

男嫌いのイメージとは真逆で、貞操観念はかなり希薄です。行為も、男を支配する行為ならば躊躇いはありません。


こう・・・もし梅に高潔な女王様のイメージがあったらとんでもない裏切りで申し訳ないけれど・・・。まあでも最初から「変態女子」というコンセプトを打ち出していたからそう思ってる人はいないか。



「おい、箱坂。この前は邪魔が入ったが今日は遊んでもらうぜ。」
「あら、自分から来るなんて可愛い子ね。遊んであげるからそこに寝っ転がりなさい。」
「何わけのわかんねー事言ってんだ!寝っ転がるのはそっちの方だ!」
「・・・今日はあなた一人?随分なめられたものね。この前散々馬鹿にしてくれたお返ししてあげるわ。」
「へっ!てめーみてーな弱い女、俺一人で十分なんだよ!」(ぶんっ!
ゴッ・・・!
「・・・っ!」
「おら!おら!生意気な口聞けなくしてやるよ!俺は、一人じゃ何も出来ないような小物じゃねーんだよ!」
ガッ! ガッ! ガッ!

--- 

「・・・っ・・・!フフッ!あなたの力はその程度かしら!?全く痛くないわよ!」
ゴスッ!
「ぐわっ!」
「女が弱いだなんて、言えなくしてやるわ!女は!男の!奴隷じゃないのよ!」
ガッ! ガッ! ガッ!
「がっ!やめろっ!やめてくれ!ごめん!ごめんって!許してくれ!」
「どうして!男ばかりが優位に立つのよ!不公平よ!女だって!私だって!男に劣るつもりはないのに!どうして女は男の言う事を聞かないといけないのよ!」
「なっ、何の話だよ!しらねーよっ!やめろ!やめ・・・!」
「女に生まれたからって、こんな支配を受けるのはもう沢山よ!男が!私に!従えばいいのよ!」

---

東西南北において女性キャラは男性キャラに比べて綺麗に保たれている印象があったので、その概念を無視したキャラを作りたいと思って梅が生まれました。
遠慮無く汚れを背負わせる事ができる女の子。自分から汚れに行くような女の子。

---

東西南北の女性キャラの中で考えると、いさがかなり汚れている印象があって、自分の中で、「これでいいのか」という迷いが生まれた。ディープというか、負の側面が大きすぎたかな、と。
ネガティブなだけじゃなく、精神的にふらふらしてて、ガタガタで、危うくて、結果的にストーリーがかなりギリギリな感じになってしまった。
結果、女性キャラで唯一、ビッチと呼ばれてそれを否定できないキャラになってしまったと思う。
でもそれは私の本意ではないので、そういう風に見られるのは正直悔しい。

梅が生まれたのはその反動だと思う。
最初から汚れとして作ったなら、汚れとして扱われても悔しい気持ちにはならないしね。

---

梅は汚れでも、強さ故の汚れだから、後ろめたさはない。




ガッ!
「・・・!?」
「・・・箱坂、やめるのだ。人殺しになりたいのか。」
「離しなさい!」
「落ち着け、そいつはもう抵抗していない。これ以上痛めつける必要はない。」
「・・・・・・!」

そいつは、既に意識がなかった。

---

「これが、そなたの望みか?殺したいほどに憎いか。男が。」
「・・・・・・。」
「別にそいつが死のうがそなたが人殺しになろうが私には関係ない。だが、男の為に人生を狂わせるのはそなたの本望か?」
「・・・違う・・・。違うわ・・・。私はただ・・・。男になめられるのが嫌なだけ・・・。男に従いたくないだけよ・・・!こんな事・・・望んでない・・・!」

---

そいつの怪我は思ったよりも軽かったようで、すぐに快復した。
暴力沙汰なんて起こしたら本来は停学ものだけど、相手にも後ろめたいものがあるからか、表沙汰にはならなかった。
喧嘩の理由なんて聞かれたら、相手も困るものね。こちらには証人もいる事だし。
だけど、こんな事、二度と起こしてはならない。
男なんてどうでもいい。
でも、皇子の言うとおり、このままでは男への憎悪から身を滅ぼす事になる。
・・・それは、男に負けるのに等しい。
私は理不尽な不平等から自由を、幸せを掴みたいのよ。
幸せを勝ち取るために強くなったのに。
・・・それが、その為に不幸になってどうするのよ・・・!



なめられて暴走して身を滅ぼすなら、いっそ女である事を捨ててしまおう。
自分への戒め。
未来の自由と幸せの為に、私は一時女であることを捨てる。
・・・三津子様には、嘘をついてしまったわね。

・・・自由と幸せを得たときに、女に戻ろう。
女としての誇りは、捨ててはいない。

女である為に女を捨てるのだ。

---

梅が男装を始める理由。二年後半位かな。ミツとは対象的な理由になったぜ。
多分相良には投げられるけどお構いなし。周りからはミツへの憧れだと思われてそうだな。

---

ひとまずこれで完結。


婚約破棄後

幹「なあ、皇子・・・。箱坂の奴、婚約破棄されたってよ・・・。
知ってるよな?破棄された後、どうなるか・・・。」
皇「箱坂には酷な現実だな。だが仕方なかろう。」
幹「それだけかよ!あいつ、家族に酷い仕打ちを受けるんだぞ!母さんだって、今は幸せだって言ってるけど、そのせいで精神障害が未だに治らないんだぞ!」
皇「だから、どうすると?それが私達に関係あるか?」
幹「なんだよ冷てーな!箱坂がどうなってもいいってか!?」
皇「心配するな。あやつはそう簡単に折れたりはしない。自分でどうにかするだろう。私達が手を差し伸べてやる必要はない。」
幹「あいつはそんな都合のいい超人じゃねーよ!強がってるだけで普通の女の子だよ!」
皇「そうだな、少し腕っ節が強いだけの女だな。だが、自由が欲しいという強い意志がある。」
幹「気持ちだけじゃどうにもなんねーよ!俺行ってくる!」
皇「やめておけ、あやつはプライドが高く天の邪鬼故、こちらから手を差し伸べれば拒否する。あやつから自ら来るのを待て。」
幹「あいつが自分から来る訳ないだろ!」
ダッ!
皇「・・・行ってしまったか・・・。どうなる事やら・・・。」

---

幹→梅っぽい方向性は当初から考えてました。恋愛感情っていうか、梅は幹の母親と瓜二つで同じ境遇なので放っておけないというか。
幹の母親は今でこそ左に守られてますが、左に来る前は婚約破棄され凄惨な愛人教育を受けて精神に異常をきたし、今でもそれが治りません。

---

「家に帰れば大変な目に遭うだろ?左に来いよ。部屋はいくらでも空いてる。」
「愛人としては嫌よ。」
「ちげーよ!仮の家としてだよ!高校卒業して自立できるようになるまで住む家として!」
「・・・そうね、私もあなたの家を利用する事は考えていたわ。でも勘違いしないで。私は助けてもらう訳じゃないわ。」
「じゃあ俺も俺の為って事にするよ!箱坂が酷い目に遭っておかしくなってく所なんて見たら気分悪くなりそうだからな!」
「・・・そう、それは気が楽ね。よろしく、幹。」

---

梅に相手ができなかったか、梅を受け入れられる家じゃない場合の設定だから完全公式ではない。
でも性差がテーマになってるキャラで、既にミツがCP組んだから、梅にまで相手を作る必要は無いかもしれないな・・・。
だが相手と攻めを奪い合う梅は描いてみたいかもな・・・。強気女子いいぜ。
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