ノボの小学時代

小学校の時から既に身体が大きかったノボ。
無愛想なこともあって、クラスのみんなから怖がられていました。

ある日、クラスの女の子とけんかをしてしまいます。
けんかといっても、相手は女の子だからと、手を出したりはしませんでした。

ですが、翌日先生に呼び出されて、
「どうして女の子を殴ったりしたの！」
と、怒られました。

おれはやってない、と言っても、信じてもらえませんでした。

教室に入ると、女の子がみんなこちらを睨んでいました。

「やまのぼりくん、るみちゃんのこと、なぐったんだって。」
「やだー！こわーい！」
「さいてー！」

みんな、ノボが殴ったという事を信じていました。
けんかに腹を立てた女の子が、まわりに嘘をついて、ノボを悪役に仕立て上げていたのです。

「おれなぐってないのに、どうしてみんなにうそついたの！？」
「なぐった！なぐった！ぜったいなぐった！」
「なぐってない！」

「せんせい！せんせい！またやまのぼりくんがるみちゃんいじめてる！」
「こら！やめなさい！まだわからないの！？」


それからノボは、女の子に対して強く言えなくなってしまいました。
身体が大きくて無愛想というだけで、すぐに悪く思われる。
濡れ衣を着せられたら、弁解できない。
だから、極力争いを起こさないように、女の子にはやさしくなりました。

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内心では、女の子が怖い。
ちょっとの事ですぐに悪役にされるから。
今でもそのトラウマをひきずっているので、女の子の前では挙動不審になります。

まあでも楠木のメインキャラの女子たちはみんなノボを怖がることも悪役にすることも無いと思うので、少しずつそのトラウマも薄れていくんじゃないかね。


あ、ちなみに真智子さんの事は女扱いしてません。どことなく強そうなので。


「あれ？なんで携帯煙吹いてんだ？」

ノボは機械音痴っぽいよね。
山奥に住んでる野生児だし。

携帯とかぱそとか現代機器は使えなさそう。

家の仕事で使うような道具は一通り使えるけど。

あれだ。車の運転は上手いけどカーナビ触れないとか。
ビデオの録画できないとか。地デジ操作できないとか。

あ、車の運転は未来の話だよ！なんかノボ山道とか悪路とか走るの上手そう。