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東西南北くすつば!企画用ブログ
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2011/09/23 (Fri)
爾(許婚)ネタばかり。
いいかげん爾の容姿起こそうぜ・・・((




どうすれば梅香は爾さまに気に入って頂けますか

じゃあ、とっとと死ねよ。

え?

なにをやってもお前は俺にとってお荷物だ。お前がいるせいで自由がない。何が楽しくて10も年下のガキの面倒見なきゃならないんだ。

・・・。

・・・へっ、流石に聞くわけないな。俺に気に入られるのはあきらめろ。



・・・死因は何になさいますか?

---

箱坂の女は許婚に気に入られることが全て。
逸れることは許されない。

だから許婚に対して「いいえ」など言えないのだ。
・・・薄気味悪い。

---

俺はまだ20になったばかりの大学生で、遊びたい盛りだ。
そんな時に婚約者だと言われて10のガキを押し付けられた。
面倒見てられるかよ・・・。


梅香は俺の言う事なら何でも聞いた。
素直ないい子だ。
でも俺にとっては邪魔でしかなかった。
何をしても気に入らなかった。


「死因は何になさいますか?」


軽い気持ちで出た俺の言葉にすら従おうとするこのガキ。
今までどんな環境で育ってきたんだ・・・。
俺の感じる理不尽よりもずっと大きな理不尽にこいつは耐えている。
それが逆に重すぎて、直視できなかった。

---

「じゃあそこから飛び降りろよ。」
「・・・わかりました。」

梅香は展望台の手すりによじ登り、座り込んだ。
・・・本当に飛び降りる気か。
これじゃ俺が責任を問われかねない。

「待てよ!」
俺は梅香を掴んで手すりから引きずりおろした。


「お前は俺の立場を悪くしたいのかよ。」
「・・・・・・ち、違います・・・。梅香は爾さまの為になりたいのです。粗相をして申し訳ありません・・・。」

理不尽な事を言われてもなお従おうとする。
いい加減このガキが哀れになってきた。


俺は簡単に突き放せる立場だ。
でも俺が突き放したらコイツは地獄を見ることになる。

けど、今ですらこの有様だ。
むしろ俺と添い遂げる事すらも地獄だろう。
俺も一生コイツとお付き合いは御免だ。

どうすればいい・・・。
どうすれば・・・。

---

 4年前

昔は梅香も素直に家と許婚に従っていました。

でも、許婚の爾はあまりに理不尽で、許婚に気に入られない事から家は梅香を無能扱いし始めます。

そして自分がどんなに頑張っても、未来に地獄しか訪れないと気付いてしまい、徐々に理不尽な感情が膨れ上がっていくようになります。

許婚と家、双方の理不尽に耐えられなくなって、今まで言われたことに従うだけの人形でしかなかった梅香に急激に自我が芽生え、今の捻くれた価値観と人格が生まれました。



その汚い髭剃りなさいよ

ちょいちょい顔なしで出てきてる梅香の許嫁、爾について色々。


今まで爾の外見設定を全く定めてなかったのだけど、メンナクっぽい感じでいい気がしてきた。
で、自分ではイケてると思ってる微妙な髭面。

一ノ瀬家は箱坂家ほどカタイ家じゃないので、爾は比較的自由奔放。

結構フラフラ遊んではいるが、密かに想い続けてる幼なじみがいて、その為梅香が邪魔で仕方ないのだが、同時に梅香の未来の明暗が自分に委ねられている事も知っており、良心が傷んで突き放すこともできずにいる。

ただ、梅香への対応は八つ当たり気味になってしまいがち。


(補足:嗣は一ノ瀬姓だけど一ノ瀬の娘が箱坂に嫁いだ後勘当された一族なので一ノ瀬本家との繋がりはあまりない。嗣の母が密かに援助を受けてる位。
とはいえ嗣の母が箱坂、一ノ瀬本家双方に嗣を売り込む為連れ回していたので、嗣と爾は顔見知りであり爾は嗣を気の毒に思っている)

幼馴染に関しては上のネタ書いた後にできた設定なので ん?となるかもしれんがご容赦を((
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